アルツハイマー型認知症を一言で説明してみよう
アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症など普段使っている言葉ですが、短い言葉で説明できるでしょうか?この前、ホリエモンがYou tubeでパーキンソン病のことを「ドパミンが出なくなって、体が動かなくなる病気だ。」と説明していて、頭がいい人は、複雑な病気をこんなに簡単に説明できるんだなと感心しました。頭がいい人は、自分の頭の中でかみ砕いて覚えるからたくさんの知識を覚えられるんでしょうね。
変性性認知症
アルツハイマー型認知症
アミロイドβという脳内のゴミが溜まり神経細胞が死んでいく病気。側頭葉・海馬、頭頂葉を中心に脳の萎縮が起こる。記憶障害、見当識障害などがみられる。
「アミロイドβが脳に溜まって、海馬がやられ物忘れしやすくなる病気。」
レビー小体型認知症
α‐シヌクレインが神経細胞内に溜まりLewy小体が大脳皮質に出現する病気。後頭葉の萎縮が目立つ。認知症症状とパーキンソンニズムがみられる。
「α-シヌクレインが脳に溜まって、認知機能低下と体が動きにくくなる病気。」
前頭側頭型認知症(Pick病など)
タウ蛋白の変性が原因と言われている病気。前頭葉、側頭葉に萎縮がみられる。自己中心的な人格変性と反社会的行動がみられる。記憶・日常生活動作の障害は目立たない。
「タウ蛋白の変性によって、人格が変わってしまう病気。」
血管性認知症
脳血管障害によって生じる認知症。様々な部位に起こるが、前頭葉が多い。パーキンソンニズムによる小刻み歩行、尿失禁、運動麻痺などが早期から出現することが多い。
「脳卒中によっておこる認知症。」
記憶障害、見当識障害が主なもの(長谷川式認知症スケールの点数が低い)は、アルツハイマー型認知症の可能性が高い。パーキンソンニズムがみられる場合は、レビー小体型認知症。記憶障害や見当識障害はみられず、人格の変化が前面にでてくる場合は、前頭側頭型認知症。脳梗塞・脳出血に伴う認知症は、血管性認知症と判断できますね。
簡単な言葉で言い換えられたでしょうか?もっとうまく説明できるよという人は、ぜひコメントください。
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